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お客様から「ホームカラーとサロンカラーの違いについて?」という質問がよくありますのでお答え致しますね。
市販されている自宅用の染毛剤(ホームカラー)を製造しているメーカーの中には美容室用の業務用染毛剤も提供しているところが多数あります。
ですので薬剤の質が良い悪いの問題ではありません。もちろん色やクリニック性にこだわった高級な薬剤もあり、これはサロンでしか提供されていません。
しかし、根本的な違いはその使用方法にあります!
例えば、頭髪のコンディションは根元、中間、毛先と随分と違いがあるのが普通です。
1カ月に約1cm髪が伸びるとして、3年で36cm 。2カ月に一回の割合でカラーを繰り返せば毛先は18回も毛染めを施術したことになります。
通常のカラー剤には髪を膨潤させるためのアルカリ剤と黒いメラニン色素を明るくするためのブリーチ剤が含まれており、これが髪を傷めてしまう大きな原因です。
ホームカラーはこのアルカリ剤とブリーチ剤が何度も何度も塗り返されることにより、毛先に行くに従って損傷をきたすのが最大のデメリットです。
プリンとよく言われますが、新しく伸びた黒い部分と既にブリーチされた茶色い部分は、アルカリやブリーチの強さを変えた適切な薬剤を塗り分ける必要があります!
サロンでしかできない、この処方と技術の差がサロンカラーとホームカラーの最も大きな違いなのです。
髪の各部位の施術履歴や損傷度に応じてアルカリ度合いやオキシドールの濃度、塗布する薬剤量や順序・タイミング、温度管理などなど・・・ ご自宅では不可能な細やかな対応ができることがサロンカラーの一番のメリットです。
最後に予断を2つ・・・
① よく通常のファッションカラー(お洒落染)やグレーカラー(白髪染)に対して、ブリーチ剤を使用していません!と謳っているサロンがありますが、正しくありません!髪が元の色より少しでも明るくなれば必ずブリーチ剤は混入されています。
② ツンとした匂いのしないカラー剤は安全か?というと必ずしもそうではありません!あのツンとした刺激臭は、昔から良くアルカリ剤として使用されてきたアンモニアのものなのですが、最近はこれに代わって刺激臭のないアルカリ剤を使用するのが一般的になりました。あくまでアルカリ剤は入っていますので注意が必要です!
いかがでしょう?少しお分かり頂けたでしょうか?
詳しくはサロンスタッフにご相談」くださいませ。
奈良市西大寺 edit. for hairdo 美容室エディット